アラフィフの挑戦!!

年齢にこだわらずチャレンジしていこう!!

10年後、君に仕事はあるのか? / 藤原和博 を読んで感じたこと

10年後、君に仕事はあるのか? / 藤原和博 を読んで感じたこと

 この本は、主には現代の若い人に向けて書かれているかんじですが、私はアラフィフでありながらこの本のタイトルはまさに自分ごとに感じでいます。
タイトルを見るだけで思わず「ドキッ!」としてしまいます。。。

この本の著者である藤原和博さんは、元リクルートでフェローをされていたり、学校の校長先生をされたりしておられる方で、「人生の教科書」シリーズや他にもいろいろな本を出されているみたいです。


◆自分の強みと弱みをいえますか?

 この質問は、最近の会社の面接でもよく使われていると思います。
過去の面接だと自分の長所を強調して話したり、得意なことを生かして頑張ります!
などのポジティブなニュアンスをアピールすればだいたいオッケーという感じだったと思うのですが、最近はあえて「挫折や病気の経験、失敗談」などを聞き、そのときどうやって乗り越えてきたかでその人の人間性を見るという感じです。

人は自分の暗い過去や嫌な記憶はできるだけ封印しておきたいものなのかもしれないのですが、それをあえてポジティブに捉えることで自分を支える強い柱にできる人が、今後の社会では必要とされていくのではないでしょうか。


◆インプット力とアウトプット力

 今の社会では、いたるところに情報が溢れかえっています。
目を開いている間はずっと自分の中に情報を取り込んでいることになります。
しかし、無意識の情報は単に短期記憶としてしか残らないので、どんどん忘れていってしまいます。
なので、自分に必要な情報は必然的に勉強したり、繰り返し自分の中に取り込んで覚えたりすることが必要になるわけですが、これをするためには意識していないといけないということなのです。
現代の溢れかえっている情報の中から自分に必要な情報をいかにたくさん収集できるかという情報収集力 (インプット力)、そして収集した情報を自分の行動に生かすために編集する情報編集力 (アウトプット力)が必要なのです。

 まず情報収集力を養うためにはどうやって有益な情報を集めるのか、自分の行動に生かすために必要なのはどんな情報なのかということを考える為には、学校で習う基礎学習の部分と過去に培ってきた自分の経験等が必要となるから、学生の時も社会に出てからも常に情報をインプットして自分をアップデートして、取り入れた情報をアウトプットすることで自分の市場価値を上げていかないといけない。
と、著者の藤原さんは言っています。


 もっといろいろ思うところもあったのですが、人生90年とか100年とか言われているこの時代にこの年齢からまだまだ働かないと生きていけない現実があり、その為には時代の変化に合わせて自分を変えていけない人は生き残っていけないというのがこの本の全体的主張なのかなと思いました。
若いときに自分の市場価値を上げるならスキルを磨いて時代の流れに乗れればいいのかもしれないけれど、年配層に当たる人達が今後自分の市場価値を上げようと思うと、スキルだけでは若い人には到底及ばないだろうし、
年齢的にも衰えを隠せない現実を実感しながら果たしてどんな方法で頑張っていけばいいのか。。。
今の自分ができることは一体何なのか。。。
ということを、改めて考えさせられる一冊でした。

 私がこの本を読んだまとめとしては本の内容ももちろん良かったのですが、正直なところタイトルの「10年後、君にしごとはあるのか?」というフレーズが一番刺さりました。。。
刺さりっぱなしで抜けません (T_T)
現実は厳しいですね。。。

「おさとExcel」との出会い

おさとExcelとの出会い

 こんにちは。

 先日、かねてから自分のExcelのスキルアップのために受講していた「Excel Pro」のコミュニティーお茶会が大阪で行われたので、参加してきました。

そもそもこの講座を受講しようと思ったきっかけは、
今までは自分がExcelを使う仕事にも関わらず、関数に苦手意識が結構あったので単純な表計算程度でなんとかスルーしてきました。
しかし、やっぱりアナログ感がまだまだ主流の今の業務のやり方だと、どうしても効率も悪いし何より無駄に時間がかかる。。。

そこで、自分改革を目指している私としてはやっぱり自分のスキルを上げようと思ったわけです。

しかし、スクールに通うような時間とお金はないしなぁ~と思いながら
「Excelの動画とかないんかな?」と思ってYouTubeをさがしてるときに見つけたのが
おさとExcel」です。

 


エクセルの使い方を極める!Excel現場の教科書#1

 

 

これ超~わかりやすい!!


この動画にたどり着くまでにそこそこExcelの本買って自分でやってみたり、他の教材的なものも一度は利用してみたりしたのですが
なかなか自分には合わなくて。。。
正直挫折しかけてましたね (;´Д`)

でも、「おさとExcel」の動画は今まで「この関数どんなときに使えばいいの?」っていう初心者あるあるの壁を簡単に取っ払って、
現場の仕事ですぐに使えるような構成になってるのですごくわかりやすいんです。
しかも動画のテンポもいい感じなので1つの動画が10分以内だし、早いなと思うときは何回でも見返せるのでやりたい放題な独学ができました(笑)

おさとExcel」のもう一つの魅力は
「動画と連動した本が書店で手に入る」ということ。
もちろんAmazonでも買えます。
私にはこれはデカかった!!
動画と本のどちらも使うことで、動画で見たことを会社で自分の業務に応用したいときに「あれ、どうやったっけ?」って思えばすぐに本を見返せる。
これだけで自分のできることが毎日増えていくのがすごく嬉しかったですね ♪
自分の本はインデックス付けたり書き込んだり、どんどんカスタマイズしていってますね(笑)

おさとExcel 現場の教科書

「おさとExcel 現場の教科書」自分用

 

 この「おさとExcel」だけならYouTubeで無料で見放題だし、それだけでも会社で使えるスキルは確実にアップできると思います。
私は欲が出てその先の「ExcelPro」も受講しましたが、こちらも自分的には受講して良かったと思える充実した内容でした。
もし、短期間でExcelのスキルあげたいな~と思ってる方がいらっしゃれば、「おさとExcel」はオススメです!!

 

 今、ちまたでは話題になってるみたいですね!

この前梅田へ行ったときにジュンク堂書店さんへ寄ったらこんなに特設されてました!!

 

おさとExcel 現場の教科書 (ジュンク堂書店梅田店さん特設コーナー)

大阪梅田ジュンク堂書店さんの特設コーナー


 

ハッタリの流儀 / 堀江貴文 を読んで感じたこと

ハッタリの流儀 / 堀江貴文 を読んで感じたこと

この本は、自分に最初の一歩を踏み出す勇気をくれる本だと思います。

最初は何でもできなくて当り前。
だから、やりながら学んでいけばいい。

誰かのマネから始めて、やりながら自分のものにしていけばいい。
 そういえば、若いころはオシャレが好きで、街を歩いてるとすれ違う
綺麗なお姉さんを見ると「私もあのお姉さんみたいになりたい!!」
っていう思いから、そのお姉さんがしている髪型や洋服、
トータルファッションまで、自分のおこずかいで買える範囲の似たようなものを
足が棒になるまで探してたっけ~(笑)
綺麗なお姉さんを見つける度にそんなことを意識してたから、買い物に
行くときはいつもずっとキョロキョロして目に留まったものはすぐチェックして
値段見たら買えなくてガッカリとか。。。(笑)
でも、だからこそいつでもアンテナを張れるようになったのかもしれない!!
今の自分のファッションスタイルは、お出かけのときはやっぱり当時の
綺麗なお姉さんをマネした感じが多いかな。
普段着はびっくりするくらいラフやけど(笑)

 仕事やスキルも一緒かもしれない。
今はほしい情報をすぐに簡単に手に入れることができるから、成功している人が
発信しているやり方や、コミュニティーサイトなんかでいくらでも勉強できるし、
チャンスをつかむことだってできるかもしれない。
あとは、自分がやるかやらないかだけ。

そして、一歩踏み出すことに臆病になっている自分にこそハッタリをかますことで、
後に引けない状況をつくり、何が何でもそれをやり切って信用につなげていく。
後からつじつまを合わせていけばいいということ。
これはかなり厳しいことかもしれないけど、きっとそこまで自分を追い込まないと、
なんだかんだできない理由を探してしまうんだろうと思う。
これが覚悟なんやね。
できない理由をさがすより、どうやったらできるかを考えることがとても大事だと
思う。

ホリエモンは「ラクして成功できる」とは言っていない。
成功する為には日々の努力や苦労の積み重ねがあって初めて人生の掛け算ができる
ということ。
つまり、人生の掛け算をするには掛け算の下になる土台がいる。
この土台は努力と苦労を毎日コツコツと積み重ねたもの、いわゆる人生の足し算の
部分のことだ。
これがないと、たとえ一瞬何かで成功したかのように見えても決して長くは続かない。
ピラミッドは土台があってこそてっぺんがあるのだから。

 ただ努力や苦労というのは、他人から見てそう見えたからと言って一概に本人も
苦しんでいるかというと実はそうとは限らない。
ホリエモンがよく「好きなことをやればいい」というのは、
好きなことをやっている間は周りから見ればどんなに大変そうでも
本人はそれをすることが楽しいのだから、それを努力や苦労と本人が感じるか
どうかは疑問だということだと思う。
でも、それを毎日積み重ねることで自分の血となり肉となりスキルとなり武器となる。
そうなれば多少のことでは揺るがない自分になれることができるということなのだ
と思う。
好きを突き詰めるとこは、自分のキャリアをつむことなのだ。
この「ハッタリの流儀」は、昔自分がいだいていたワクワクからくる行動を
思い出させてくれて、やる気を出させてくれた一冊になりました。

ブログタイトルを変更しました。

ブログタイトルの変更について

 

今回、ブログタイトルを変更しました。
なぜ変更したのか。。。

それは、今月で50歳になった私。
昨今ちまたでは45歳定年制だとか、定年後2000万円必要とか、
今後自分の身に降りかかるであろうことに対する危機感と、
自分でも可哀そうになるくらい何も武器がない自分。。。

そんな自分にも一端に目標があって、ゆくゆくは自分の子供たちと
事業を立ち上げたい!!
そのためにはたとえ今からでも自分ができる目一杯で準備をしなきゃ!!
と思ったわけです。

今までの自分のキャリアを今後どう生かしていけるか。
これからどういうことをしていくのか。
どうやって自分の市場価値を上げていくか。。。
など、今はまだすべてが手探り状態でとにかくやってみようと思うことは
どんどんチャレンジしてみよう!
そこから自分の目標につながるものを見つけよう!
ということで、今後はそんな自分の足跡をこのブログで残していきつつ、
自分へのフィードバックにもなるようにしていきたいなということで
ブログタイトルを変更しました。

今の自分がすぐに挑戦できるのは、
自分の時間を少しでも多く得るためのスキルアップ!!
そこからスタートで日々を綴っていきたいと思います。

今更ながらだけどアラフィフの挑戦頑張ります!!

 

 

Excel関数名入力の小技

こんにちは、

ただ今Excel勉強中のさと脳です。

 

Excelで関数を入力するとき、いつもイコール ( = ) ではじめてできるだけ関数名を打って入力するようにしてるのですが ( その方が関数名を覚えやすいかなと思って )、イコールの次に関数名の文字を入れると途中でプルダウンみたいに関数名が出てくるんですよね。

 

例えば 👇 こんな感じで

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で、できればこのプルダウン的なものを利用する方が早いので、今までは出てきた関数名の中から使いたい関数の名前をマウスでクリックして選択してたのですが、やっぱりいちいちマウスじゃなくて、なんとかもっと素早く入力できないかな~とやり方を探していたのですが。。。

 

発見!! (≧▽≦)

 

なんと、

選択したい関数名を矢印キーで選んで "TABキー" 押すだけ!!

 

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簡単!!

 

思わず「やったぜ!!」と叫んでしまった。。。( ̄▽ ̄;)

こんな小さな発見が嬉しかったりする今日この頃です♪

 

 

 

 

ブログお休み中のこと

しばらくブログをお休みしていました。

お休みの発端は、ゴールデンウィーク前に突然ドメインが使えなくなって、その原因を追究するにもゴールデンウィーク中でカスタマーセンターがお休みだったため、2週間以上原因がわからないままブログを開けることができなかった。。。(涙)

 

その間、前から思っていた「Excelを上達したい」という計画を実行し始めました。

今まではExcel使う仕事なのに関数とかめっちゃ苦手で敬遠しっぱなしだったので、ここでちゃんと勉強しなおして『できる自分』を目指そうと思って(*‘ω‘ *)

 

いまさらExcelかよ!!💦

 

とも思いましたが、これちゃんとできるとできないでは仕事スピードとできることの幅の違いがかなりある!!

 

ということで、ただ今Excel・Word・PowerPointを勉強中な私です( *´艸`)

ただ、今までずっと敬遠してきただけあって自分的にはかなり必死。。。(笑)

本当は学生さんみたいに毎日勉強だけ集中してガッツリやりたいよ~( ノД`)💦

今の知識と経験持ったまま学生時代に戻れたら、めっちゃガッツリ勉強するわ!!(笑)

 

なんてこと言ってる場合じゃないね(;^_^A

今日も頑張っていきまっしょ!!

 

 

 

「やらなくちゃいけないとわかっている」のに つい先延ばししてしまう原因とは!!

 こんにちは、さと脳です。
みなさんは「やらなくちゃいけないってわかってるんだけど…なかなか手をつけられない」なんて経験、ありませんか?
私は結構あります。
「やらなくちゃいけない」ってわかってるんですけど、なんか他のことを先にやっちゃったりとか。。。
期限があることだといつも期限ギリギリまでやらなくて最後バタバタしちゃったり、期限がないことなんかは結局できないまま忘れちゃったり。。。(;^_^A


そんなわけで、今日は『どうして先延ばしをしてしまうのか』について書いてみたいと思います。

 

先延ばししてしまう原因5つ

① 思考と感情のせめぎ合い
② 現状維持バイアスの影響
③ メンタル・ブレーキの発動
④ 遺伝子に起因している
⑤ 完璧主義である

 

脳の中で起こること

 ① 思考と感情のせめぎ合い 

 やるべきことを先延ばししてしまう原因としての1つ目は、「それをやるかやらないか」ということを脳の中で前頭葉と大脳辺縁系が争うんです。
どういうことかというと、前頭葉は思考を司る働きをしています。なので、やるべきことをどうやってやろうかと考えます。
大脳辺縁系は感情と運動を司る働きをしています。そして、やるべきことをやることが楽しいかとか楽しくないとかで判断しようとします。
そこで起こるのが、前頭葉と大脳辺縁系のせめぎ合いなのです!!
やるべきことってめんどくさく感じることが多いので、楽しくないと思っちゃいますよね。。。(;'∀')
ここでセルフコントロール力の弱い人は思考(前頭葉)よりも感情(大脳辺縁系)が勝ってしまうので、やるべきことを後にまわしちゃったりするんです。

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② 現状維持バイアスの影響

 前頭葉と大脳辺縁系の戦いとは別に、脳の中で「うまくできなかったらどうしよう…」という不安感が芽生えます。
脳というのはもともと心配性なんです。
なぜかというと、脳が一番最優先するのは『生存すること』なんですね。
生存するためには安心・安全・安定している状態が理想で、危険や不安・変化などがあると生存することが危うくなる可能性があるかもしれないので、脳はこれを好みません。
例えばダイエットや禁煙なんかの小さなことでさえ「変化」ととらえて拒絶しようとするんです。
そんな心配性な脳なので、「やるべきことをする」という行為は「未知のことにトライして自分を危険にさらしてしまうかもしれない」とか「失敗したときに今まで安定していた状態を失ってしまうかもしれない」と思ってしまうのです。
脳にとっては今ある状態を維持する「現状維持」が、安心感を得る上で優先すべきことがらなのです。
そういう偏った思考も影響しているんです。

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3つの要素で構成された壁が『やる気』を阻む

③ メンタル・ブレーキの発動 

 なんとかやる気を出したとしても、その行く手を阻む壁はまだあります。
それは、誘惑に勝てない・自信がない・作業の価値が低い という3要素からなっています。
「自信がない」に関しては②でお話しした脳の心配性からくるもので、物事を悪い方に考えてしまうネガティブバイアスが原因です。

いっぽう「誘惑に勝てない」というのは、飽きっぽかったりセルフコントロール力の弱い人には衝動性が高く、そのくせ興味が長続きしないという一面もあるのです。
すると、下図のようにやるべきことよりも違うことにどんどん興味が湧いてしまい、先に興味がある方に手をつける。
でもやってみたもののすぐに飽きてしまい、また違うことに興味が出てそっちに手をつける。
これを繰り返しているうちに、やるべきことからはどんどんとおざかってしまい、結局やるべきことができない。。。なんてことになります。

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もうひとつの「作業の価値が低い」というのは、やるべきことが簡単すぎても難しすぎてもダメで、自分が今やりたい難易度でなければやる価値は低いということになります。
作業価値が低いと判断してしまうと、それをやるワクワクも達成感も味わえないのでやる意味を感じられなくなってしまいます。

このような3つの要素でできた壁がやる気の行く手をふさぐので、やる気は急ブレーキをかけて止まります。
それがメンタル・ブレーキです。
ここでまた、やる気と3要素の壁との葛藤が始まるわけです(;^_^A

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もともとそういう遺伝子?

 ④ 遺伝子に起因している

  先延ばし傾向の多くは遺伝子に起因しているということが、アメリカ コロラド大学のダニエル・グスタフソン教授の研究で判明しています。
研究では、その人の育った環境・しつけ・教育・周囲の人間関係などの外的要因が先延ばしの傾向を培っているとされています。
「遺伝だったらどうしようもないじゃん!!」
と思ってしまうところなのですが、いくら遺伝子に起因しているとはいえ、自分が先延ばししやすいとわかっているのならなんとか改善しないと結局自分が不利になるだけですから。。。
改善方法をいろいろ学んだり、改善できるよう工夫したり努力したりするしかないですよねぇ。。。(;^_^A

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完璧主義者ほど先延ばしする率が高い!!

 ⑤ 完璧主義だから先延ばし?

 なんということでしょう!!
実は完璧主義者ほど先延ばししやすいことがわかっているんです!!
それはなぜかというと、完璧主義者は自分で自分に高すぎる達成基準を課してしまうからなんだそうです。

確かに。。。

そして、自分で自分に高い達成基準を課しておきながら「できないかもしれない…」というネガティブバイアスにはまるんです。(◎_◎;)

じゃあ最初っから達成基準を低く設定すればいいじゃん!!

て話なんですが、そこが完璧主義者たるもの常に手の届かない高い目標を追いかけたいんですね(;^_^A

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 別記事でお話ししたように完璧主義にも2種類あって、サティスファイサーな完璧主義ならとくに問題もないかなと思うのですが、マキシマイザーな完璧主義ならドツボですね(;'∀')
成功する確率の高い手段を探すことに時間と労力を無駄に使い、結局は成果につながらないという結果に終わる。そして完璧にできなかった自分を責めるんです。。。


セルフコンパッション低すぎ!!✖


というわけで、今回は「やることを先延ばしにしてしまう原因」を探ってみました。
じゃあどうやって改善すりゃええの!! というのは次回の記事で書いてみたいと思います。
ではでは m(__)m

 

 

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完璧主義者は最強になれる⁉︎ 選択という視点から考えたのがコレ!!

       マキシマイザーとサティスファイサーの画像

 

 こんにちは、さと脳です。
みなさんは普段何かを選ぶときに、あまり悩まずにパッと決められる方ですか?
それとも結構悩む方ですか?

 

私はいつも選択肢があるだけ悩む方で、選択するまでに結構な時間と労力を使います。

そうすることで後悔することを避けるというか、納得して選択したという満足感を得たいというか、そこまで頑張って選択したことでの達成感を得たいのかもしれません。

そんな自分は完璧主義者なんだと思っています。

しかし、「完璧主義者にはマキシマイザーとサティスファイサーがいる」説が浮上!!

えっ、サティスファイサーも完璧主義⁉︎ (´⊙ω⊙`)

どういうこと⁉︎

ということで、今日は「マキシマイザーとサティスファイサー」について書いてみたいと思います。

  

マキシマイザーってなに? 

 マキシマイザーとは「全ての可能性を比べて最高と思える結果を得ないと安心できない人」のことです。
マキシマイズ = 最大化 ということから、マキシマイザー最大化人間 とされています。


次の例を見てください。


 セーターを買いにショッピングモールへ行き、値段も手ごろでいい感じのセーターを見つけました。
一度はそれを買おうと思ったのですが、もしかしたら他の店でもっといいのがあるかもしれないと思い、とりあえずそのセーターを置いて他の店も見に行きました。
しかし、見れば見るほど選択肢は広がって選ぶことが難しくなってしまい、かなりの時間と労力を使って「これにしよう!!」と買って帰ったものの、あとから「やっぱり違うセーターの方がよかったかもしれない」と思ってしまう。。。


上記はセーターという例ですが、

電化製品だったら、これが欲しかったけどあっちの方が機能がたくさんついてるし、でも値段でいえばこっちだし、品質的には。。。とか、
見たい番組やDVDだっと、「これが見たかったけどこっちも面白そう!!」とか、
友人への贈り物だったり、車の購入や仕事や手段に至るまで、
「あっちの方がいいかも!! 他にもいいのがあるかも!!」と思うことってありますよね。
選択肢が多くなるほどに最高のものを追い求めてしまう。。。
それがマキシマイザーです。


しかもマキシマイザーは、どれだけの時間と労力とお金を使って最高の結果を追い求めても決して満足することはありません。
それどころか「あのときもう少し探していれば。。。」という後悔を繰り返し、後悔の習慣をつくってしまうのです。

 

悪循環です。。。

 

サティスファイサーってなに? 

 サティスファイサーとは「自分の基準にさえ合えばそれで良い。他にもっといいものがあるかもしれないが、今はそれで満足できる人」のことです。
サティスファイ = 満足 ということから、サティスファイサー満足人間 とされています。

サティスファイサーマキシマイザーと違い、そのときの自分の基準にだいたい合致すればそれで満足できるので、多少の違いは気にならず無駄に時間や労力を使うことはしません。
その時の自分の最適は満点でなくてもいいのです。


 
 先ほどのセーターの例の続きを検証してみましょう。

セーターを購入後、マキシマイザーは他の人や違うお店のセーターを見るたびに「あ、あんなのが良かった」とか「あっちのがいい感じがする」とかいう心の不安定な状態になり、サティスファイサーは周りと比べたりしないので心は安定し、満足しながらセーターを着て生活できます。

       

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こういったことから、ノーベル賞経済学者で心理学者のハーバード・サイモン教授はこう言っています。


あらゆるオプションについて情報を集めるコスト(時間・お金・苦労)をすべて考え合わせると、実際にはサティスファイ(満足)することこそマキシマイズ(最大化)するための戦略となる。

 

完璧主義者とマキシマイザーの違い 

  私は、完璧主義者マキシマイザーは同じだと思っていました。
しかし、実は違うみたいなんです。

 

完璧主義者・・・・・・基準を高く掲げながらそこに手が届くとは思っていない
          (スポーツ選手や音楽家などが常に技術の向上を目指して練習し続けるのがこれ)

 マキシマイザー・・・・基準を高く掲げてきっと手が届くと思っている

 

この違いはデカイです!!
手が届かない最高値を設定していることを自覚しながら最高を目指すのと、手が届かないのに手に入れられるはずと思ってやみくもに追い求めるのとでは本当に似て非なりです。

 

領域別マキシマイザー 

  たいていの人は全てのことにマキシマイザーであるわけじゃないんだと思うんです。
ある領域(こだわりのあること)に関してはマキシマイザーでも、別の領域(こだわりのないこと)に関してはさほど気にしないサティスファイサーなんだということです。
ということは、たいていの人はサティスファイサーの要素も持っているから、意識すればマキシマイザーからサティスファイサーになることも可能かもしれないということなんじゃない?
という期待感ただよいますね~(^^♪

 

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最強の完璧主義者になるには!!  

 

ここでひとつ疑問というか、前出のハーバード・サイモン教授の言葉から考えるとトータル的に「サティスファイサーでいることが、マキシマイザーが求める結果を手に入れる手段」ということなのかなと。。。

かみ砕いていうと、情報を集めるための時間やお金、労力を最初から計算に入れて「どこまで集めたらOK!! それ以上はやるだけ損」と思える一線を最初から決めておき、その一線までいったらそのとき自分が持っている選択肢の中から最適なものを選ぶ みたいな感じです。

簡単に言えば マキシマイザーとサティスファイサーの中間くらい って感じですか。

「それができればマキシマイザーは苦労しない」とも思いますが。。。(;^_^A

ということから、マキシマイザーとサティスファイサーを自分の中でうまくコントロールできれば、それはある意味「最強の完璧主義者」なのではないでしょうか。 (=´∀`)人(´∀`=)

 

選択の自由がマキシマイザーを生む? 

  前述してきたことからするに、選択肢が増えることで自分の心の中からマキシマイザーが顔を出す…みたいな感じかなと思うんです。
最初「ほしいのはコレ」と思って買いに行っても、となりに同じようだけど少し違うデザインや品質のものがあると「あれ、こっちの方がいいかも」と気になる。
それが心の中のマキシマイザーを呼び起こす。
最初から選択肢が少なかったら心の中のマキシマイザーは眠ったままかもしれない。
そう考えると、何をするにも選択肢だらけの今の時代って、もともとサティスファイサーの人でもマキシマイザーになっちゃうくらいヤバイということなのかもしれません。。。(◎_◎;)

もしかして好奇心旺盛な人とかは自ら選択肢増やしまくり⁉︎ なんてこともあるかも。。。


この点に関しては、まだまだ探っていきたいです。

 

 

 

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弱った心を助けてくれたお守り本

いつも忘れないで 浅見帆帆子

 

 こんにちは、さと脳です。

みなさんは「これがお守り」的なもの、なにかお持ちですか?

今日は、私が過去に鬱になったときに私の心を救ってくれた、私がお守りにしている本とその理由を紹介しようと思います。

 

 

自分にしかわからない辛さ。。。

 私には2人の子供がいます。どちらも男の子で、性格はジャイアンとのび太くらい違います(笑)

今は二人とも社会人ですが、上の子は小学校1年生のとき、ADHD ( 注意欠陥多動性障害 ) ということがわかりました。

当時はまだ世間一般的に、発達障害などはほとんど知られておらず、うちの子も最初は「やんちゃな子」とか「手のかかる子」というようなくくりで学校やお友達、近所の人やお爺ちゃん&お祖母ちゃんでさえもそういう位置付けだったのですが、当時の担任の先生が気づいて下さり判明しました。

 

それからは、学校からも「障害児学級に編入してくれ」と言われたり (固くお断りしましたが)、長男が問題を起こすたびに日々頭を下げまくったり、他のお友達のお母さん連中からもかなりのバッシングを受けたり。。。

義理の父母も近くに住んでいたのですが

「障害なんかあるわけない!! 男の子やねんからそんなもんや。昔はみんなそうやった」という感じ。

 

誰も助けてなんてくれない。。。

 

そりゃそうなんやけど。。。

見た目にはわからんねんけど。。。

でも、発達障害を改善するには周りの理解と協力がかかせません。

 

それはたぶん、当時の私にしかわからない辛さでした。

でも、あとから思えば、当事者の長男はきっともっと辛かったはず。。。

あのとき、私がもっと大人な対応をしてやれていれば、長男の苦しみは少しはマシやったかもしれない。。。って思うと、今でも心は痛いですね (苦笑)

 

そんなこんなで毎日を続けるうちに、今度は私がになってしまいました(;'∀')

 

当時は鬱も世間一般では認知度がまだまだ低く、カウンセリングしてくれる病院は1年先まで予約がいっぱいなんて感じで、外に出たり人とかかわることがすごくしんどい状態が続き、なんとか自分で上がらないとダメだと思って「自己啓発本」を読みまくりました(笑)

 

妹のおすすめ本 

それでもなかなか自分を保つことは難しかったのですが、ある日、妹から「この本良かったよ」と勧められたのが、浅見帆帆子さん著書の『いつも忘れないで』でした。

妹も過去に心を閉ざした経験があって、あの子なりに七転八倒していたそうです。

悩む要因は違っても、苦しい思いをしているのは自分だけじゃないし、それどころか妹の苦しみを助けることすらもできないダメ姉な自分の不甲斐なさ。。。(;´д`)トホホ

 

 

自分に起こることはすべて自分がつくってる

  この『いつも忘れないで』は、当時私が読みまくっていた「大丈夫、あなたは悪くない」的な本とは違いました。

読みまくっていたといっても当時は本当に心が辛くて、字数の少ない優しい絵の本くらいしか読めなかったのですが、だいたいの本は「あなたは悪くない」とか「自分を許そう」という内容のものが多かったです。

まぁ、自分が自然にそういった本ばかりを選んでいたのかもしれませんが (;^_^A

 

しかし『いつも忘れないで』は今まで読んだ本とは違い、「自分に起こることはすべて自分がつくってる」っていうんです。

 

私は「あ。。。」と思いました。

  

ぜんぶ自分に返ってくる

 

 いいことも、よくないことも、ぜんぶ自分に返ってくる

自分がいいことをすれば、知らない間に自分にも「なにかいいこと」が返ってくるし

自分がよくないことをすれば「お前のやったことはこういうことなんだよ」みたいな感じで、そのうち自分にも何らかの形で返ってくるんです。

 

何か自分にいいことが起これば、それは過去に自分がした「いいこと」が返ってきたということ。

返ってきたいいことは、小さないいことかもしれないし、大きないいことかもしれない。でも、その「返ってきたいいこと」に気づける自分になりなさい。。。

っていうことなんです。

 

そして、よくないことが起こったら、それは過去に自分がした「よくないこと」が返ってきたということ。

よくないことが自分に起こることを悲観するのではなく、きっと「何かに気づきなさい」っていうことなんです。

 

だから、自分がどんな行いをするかで自分の未来も変わるんだよっていうことを伝えてるんだと思うんです。

  

言霊のちから

 「言霊」って聞いたことあるかと思います。

言葉には力があって、自分が言った言葉は現実になっちゃう

だから、プラスの言葉をいうといい方向に向くし、マイナスの言葉ばかり言ってるとよくないことが起こったりする。

だからマイナスの言葉は使っちゃダメなんだよ。

プラスの言葉をいっぱい使って、自分も周りもプラスにしちゃおうっていう感じです。

 

プラスの言葉をいっぱい使っているうちに、気持ちもプラスになってくるし、マイナスの言葉を聞いたりそんな雰囲気を感じたりするのも嫌になってくる。

 

自分の精神レベルが変わってくる。

 

ムカつく人がいるということは、今の自分はその人と同じレベルということ

誰かにムカついたとしたら、自分がその人と同じレベルだから腹が立つということなんです。自分の精神レベルがその人よりも上だったら、きっとムカつくほどのことでもないんです。

だから、今の自分のレベルを知るバロメーターになりますね (*^^*)

 

 

『いつも忘れないで』という本の存在

 この本を読んでから、私は少し変わりました。

少しずつだけど、なんでもプラスに考えるようにしてきました。

もう何年も前の本なのに、いまだに心が滅入りそうなときはこの本を読んだり、見たり、思い出したりしています。

私のお守り本です (*^^*)

 

本はすごいです。

その時の自分の疑問に確実に答えをくれるのは、いつも「本」です。

本を読むことが好きでよかったって思う今日この頃ですo(*^_^*)o

 

 

 

 

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「変わりたくない心理」の正体はこれだった !!

現状から出たくない人の図


 こんにちは、さと脳です。

みなさんは今の現状に満足してますか?

「別に満足してるわけじゃないけど不自由してるわけでもないから今の状態でいいよ」っていう人も多いんじゃないでしょうか。

ちなみに私は今の自分から脱却したくてこのブログを作ったくらいですから、現状に満足はしていません。

でも、だからどうすればいいかというところまではまだたどり着けていないかも。。。

 

そこで、今日は「現状維持バイアス」について書いてみたいと思います。

 

 

現状維持バイアスって何?

 現状維持バイアスとは、「現在の環境を変えると良くなることがわかっていても、変化することに不安や違和感を持ち、現状維持をそのまま選んでしまうという認知のゆがみ」のことです。

 

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崩れ去る「今までこれでやってきた」という実績

 近年、会社の新人教育方法が世間でもいろいろ問われていたり、働き方改革の影響で労働者に優しい法律に代わってきたことによって企業にかかる負担が大きく、経営者側は経営方針の変更を余儀なくされ、中小企業では「働き方改革倒産」なども出てくる現状。

私が勤めている会社でも、きのうまで普通に会社に来ていてみんなとも普通に接していた人が次の日から急に来なくなって、退職届と健康保険証を郵送で送ってきたり。。。

それっていいの? って思うけど、世間では「退職代行」的な商売が成り立っているという現実 (@_@;)

 

ちょっと世の中おかしくない。。。?

 

って、ついつい思ってしまうのは、私の育ってきた環境が今は通用しないパワフルな環境が当たり前だったからなのか。。。

 

それでも道徳的に疑問を感じる今の常識に戸惑うこともしばしば覚えながら、自分がこの時代の変化に対応できないと、今の世の中前には進めないのかもしれないとも思う。

 

企業も従来のやり方で今の現状まで作り上げてきたのだから、なかなか考え方を変えられないのは仕方ないことだろうと思う。

 

 

今の状態が変わることへの不安

 しかし、もし会社が「じゃあやり方を変えましょう」といって新方針を打ち出し、従業員の作業や待遇にも変化が必要となると「変えられては困る!!」と従業員からの強い反発が起こるんですね。

 

これってすごく都合のいい話じゃん。

 

人には損失回避というバイアスがあるから、自分にとって現状維持または得をすることに関する変化は受け入れられるのに、少しでも損と感じる変化にはすごく敏感に反応するし、前向きにとらえにくくなっちゃうみたいなんですね。

 

今の現状に満足しているわけじゃなくても、別に不便でもないってなれば、新しく何かをすることへの労力だとか、今のやり方を変えなきゃいけないっていうことを「」ととらえてしまうんでしょうね。

 

 

見えないものへの不安

 それに「新しいことは見えないこと」だから、見えないことに対して「失敗したらどうしよう」とか「やると損するかもしれない」とかいう不安がいっぱい出てきちゃうんですよね (;^_^A

「失敗したら今の現状さえ失うかもしれない」とか「やるためにはまた努力しなきゃいけないけど、もうそんな体力ないし」とか、考え出すときりがない。。。

 

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現状維持バイアスは好奇心で越えられる

 現状維持バイアスを越えるには、2つの手段があると思うんです。

 

① 見えないものへの不安を超える好奇心を持つ

 

② 「これは現状維持バイアスなんだ」と気づいて自ら回避する

 

1つ目の見えないものへの不安を超える好奇心というのは、「これやってみたい!!」というワクワク感を持つということです。

人は、ワクワクすることに対しては恐怖心を感じにくいし達成感を味わいやすくなるんですね。

 

2つ目の現状維持バイアスと気づいて自分で回避するというのはそのままのことで、今自分は現状維持バイアスがかかっていて認知のゆがみを起こしてるんだということを意識して、冷静に周りを見て動けばいいっていうことです。

 

私もこの「現状維持バイアス」という認知の歪みのことを知るまでは、変化に対応するどころか自分の殻を作って外を見てなかったです。

こういった認知の歪みは無意識のうちに起こっているので、自分で気づかないとなかなか改善はできないかもしれないですね。

 

 

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読みたくても読めない 読む前から心が震える本

 こんにちは、さと脳です。

私は本 (特にビジネス本) を読むのが好きで、よく本屋さんに行きます。

きのうも取り置きしてもらっていた本を取りに本屋さんへいった行ったのですが、そのとき「おすすめ本」の棚で目に留まったのが

 

『犬が伝えたかったこと』

 

という本です。

 

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ドッグライフカウンセラーの三浦健太さんという方が著者で、本のタイトルと帯の文言からもすぐに察しがつく犬を飼ってる人なら泣いちゃう感じの本です。

 

私も犬を飼っています。

ポメラニアンとヨークシャテリアとのミックス犬で、今は7歳です。

体重は1.7~1.8㎏をいったりきたりくらいの小柄ちゃんです。

この子とのエピソードは私の宝物です。

 

この本を見つけたとき、すぐに「あ、これアカン系 (絶対泣く系) のやつや。。。あかん、やめとこ」と思い、いったんはその場を離れました。

しかし、エスカレーターを降りている途中もすごく気になって「今買っとかないと後悔する気がする」って思って結局本屋さんに戻り、買っちゃいました。

 

家に帰って、買ってきた本を手に取り表紙を開けると、表紙の裏に「それでも犬は、あなたといられてうれしかった」という文字が。。。

 

もぉだめ !! (ノД`)・゜・。

 

仕事忙しくてあんまり散歩も行けなかったり、相手もしてあげられなかったりが多いから余計この言葉が刺さる !!

 

本の中身をパラパラっと見たら、愛犬家の人達の犬とのエピソードを載せている感じ。

目次を読んだだけで自分の犬と重なってしまって泣けてしまう。。。

はじめの部分だけ少し見ると、「犬は未来とか将来とかそういうのは考えなくて、今この時だけ」、「今より大事な将来はあり得ない」とありました。

 

ほんとにそうだ。。。

 

人間よりもずっと成長の早い犬。

私たち人間よりもずっと今を大切にしてるのかも。

一緒に遊んでるときや散歩行くときの喜びようときたら !!

きっと今を一生懸命感じてるのかも。

 

でも、私の中でこの本の存在は大きいです。

まだ本の冒頭チラ見しかできてないけど、

この本のおかげで「今このとき」の大切さを感じずにはいられません。

やっぱり本は素晴らしいですね。

 

今、このブログを書きながら私のひざの上で寝ているうちのワンコのぬくもりを感じながら、もっと今を大事にしていかなきゃな。。。と思います。

 

 

 

 

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知ってた? 自分のために無意識に作ってしまう逃げ道『セルフハンディキャッピング』

 

  言い訳をする人の画像

 

 こんにちは、さと脳です。

みなさん「言い訳」ってしたことあります?

私は今まで「できなかった言い訳」を何度もしてきました (;´Д`)

今回は、なぜ「言い訳」をしてしまうのかについてです。

  

セルフハンディキャッピングってなに? 

  セルフ・ハンディキャッピングってきいたことあります?

セルフ・ハンディキャッピングとは、自分で自分に悪い条件を科して結果が伴わない言い訳を作る。。。つまり

やる前からできない理由をつくり、できなかった時の布石を打つ

という感じのことを指した心理学用語です。

 

例えば、上司から何か仕事を頼まれたとします。

そのとき、その仕事より先に「あ、あのコピーとっとくんだった」とか「これもやっとかなきゃ」とか、別にあとからでもいい雑用を先にやってしまって結局頼まれた仕事を処理する時間が足りなくなってドタバタになってしまったり、出かける前に急に洗い物を始めて出かけるのが遅くなったり、今じゃなくてもいいことをやってしまった結果、本当にやらなければいけないことの成果が出せずに「あれをやってたから時間が足りなくて。。。」とか言い訳をしちゃうんです。

  

でも、自分では無意識なときの方が多いかもしれませんね。

やらなければいけないことがあるのに、あれもやらないと…、これもやっとかないと…

と思ってその時やらなくてもいいことを先に手を付けてしまい、結局やらないといけないことを慌ててやるはめになったり時間が足りなくなったりなんて日常茶飯事です。

 

このセルフ・ハンディキャッピングにもメリットデメリットがあるんです。

  

 セルフ・ハンディキャッピングのメリット 

 

 セルフ・ハンディキャッピングのメリットは、失敗しても自分へのダメージが少ないことです。

自分で自分にハンディキャップを与えて、やらなければいけないことができなかったときにそのハンディキャップがあったからだと言い訳にする。

もしそのハンディキャップがあるにもかかわらず、やらなければいけないことを達成できたら「やったぜ!!」と達成感と満足感を味わえる。

できなかったときは「まぁでも先にあれやってたし、しかたないじゃん(;'∀')」と言い訳できる。

 

なんと都合がいいんでしょう (;^_^A

まぁ、もともと失敗したときの言い訳というか、できなかった理由を最初に作ったようなものなので、自分のダメージが少ないのは当たり前というかなんというか (;^ω^)

厳しい言い方をすると「逃げ道」ってことになりますよね。。。

 

セルフ・ハンディキャッピングのデメリット

 セルフ・ハンディキャッピングのデメリットは、挑戦したり向上しようという意欲がなくなることです。

最初に「できない理由」をつくっちゃうと自分がそれに甘えてしまって、できなくても仕方ないと思ったら頑張る意欲もなくなっちゃいますよね。。。

   

じゃあ、これってどうしようもないのかというとそうでもないみたいで、克服する方法もあるみたいです。

 

 セルフ・ハンディキャッピングの克服方法  

 

① これはできる!! と宣言する

最初から周りの人に「これはできる!!」と宣言して、やるしかない状況に自分を追い込むことでやり切ることができる。

② 失敗するかもしれない自分を受け入れる

 

失敗したら恥ずかしいという思いを「失敗してもいいや」と思うことで、弱い自分を受け入れることができる。 

③ 失敗しても言い訳しない

もし失敗してしまっても言い訳して逃れようとするのではなく、何が原因で失敗したのかをきちんと受け止めることで次へのステップにつなげられる。

 ④ できる理由を用意して成功するイメージを想像する

 

「できない理由」よりも「できる理由」をつくって成功したイメージを想像することで、前向きに行動できる。

 

 ということなのです。

これを意識することで失敗しても後ろ向きにならなくてもいいし、自分の気持ち的にも楽になるかもしれないですね。

気持ちが楽になるとストレスも軽減されるし、ストレスが軽減されるとその分脳のキャパも空くしね (*^^*)

   ちなみに私は出かける前とかに、「今やらなくてもいいよね」っていうことをついついやってしまって、結局出かける時間ギリギリもしくはちょっと遅れちゃったりすることが多いです。。。

これって病気か? って思ったこともあるくらい、わりとしょっちゅうやっちゃう (*_*;

これがセルフハンディキャッピングだと知ってから気を付けてます(;^_^A

 

みなさんも、もし自分もセルフハンディキャッピングしてるかも…と思ったら、克服方法を試してみるのもいいかもしれませんね。

 

 

 

 

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3つの目を持つもうひとりの自分をつくれ!!

 こんにちは、さと脳です。

みなさんはどんなふうに自分を意識してますか?

今回は、今の自分がイケてるかイケてないか、正しいことができていのるかダメなのかなどを自分で冷静に判断できるようになる手段として重宝する『3つの目』について書いてみます。

 

自分を見るために必要な3つの目「我見」「離見」「離見の見」

我見 (がけん) ・離見 (りけん)・離見の見 (りけんのけん)、これは室町時代、父親である観阿弥と共に能を大成した人として知られる世阿弥が書いた能芸論書の「花鏡」の中の言葉です。

 

「我見」とは、自分から他者を見る目

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自分から相手を見ている間は、目が外に向いているから今自分がやっていることが正しいかどうかわからない。

一人で勝手に熱くなってるだけかもしれないし、我を通そうとしているだけかもしれない。

でも、周囲の反応や相手の態度を見て状況を読み取ることができます。

  

「離見」とは、他者から自分を見る目。

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自分が相手の立場に立って自分を見たら、自分が今やっていることが本当はすごく恥ずかしいことかもしれない。

でも、もしかするとやっぱり正しいと思うかもしれない。

人から見た自分を想像することで、自分の行動の良し悪しを考えることができます。

  

「離見の見」とは、自分から離れたところから全体を俯瞰して見る目。

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離れたところから自分を含めた全体を見ることで、一番客観視できるし冷静になれる。

相手と自分のお互いが言い合いしたり熱くなっているときなんかはこれが必要です。

 

自分を能の演者と仮定して考えると、

演じているときに自分から観客を見ている目が「我見」

自分が観客の立場になって観客席から自分の演技を見ている目が「離見」

自分から離れたところから全体を見ている目が「離見の見」

というような感じでしょうか。

  

これって本当は仕事や普段の生活の中でも常に意識するべきことなんだと思うんですよね。

この3つの目をうまく使いこなせればコミュ症の自分もなくなりそう!!

 

でも、なかなかできない。。。

 

普段は自分から他者を見る「我見」がほとんどで、誰かと話をしたり聞いたりするときもだいたい自分本位になってる気がします。

会社で部下 (こう見えて一応部下がいるのです) が失敗して問題になったりしたときは、その部下の失敗と自分の過去の失敗の経験を重ねながら考えることはできるけど、果たしてそれが部下の気持ちに寄り添っているのかといわれると疑問な節もあります。

 

「離見」というのはなかなか難しく、相手から見た自分というのを意識してみるものの実際相手の捉え方が自分の想定と反する結果になると、結局「離見」しているつもりになってただけなのかも…と思うときもあります。

 

離見の見」は更に難しい。

特にイライラしたり腹立たしくて頭に血がのぼっているときなんかはどうしても

我見」でしかいられない。

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こんなときこそ「離見の見」が必要なのに、相手の立場から自分を見ることも離れたところから全体を見ることもできなくて結局時間がたって冷静になってから後悔するなんてことざらにあります。(@_@;)

 

頭ではわかってるつもりなのになぁ。。。

 

室町時代という昔から人とのコミュニケーションの中で自分を律するということが大事と世阿弥は説いているのに、わかっているのになぜできないのか。。。(;´Д`)

 

いやいや、志はしっかり持っていきましょう !!

 

 

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めざせ サティスファイサー!! というタイトル

  このブログタイトルの理由

 

 はじめまして。

管理人の「さと脳」です(=゚ω゚)ノドォモ

 

なぜ、このブログのタイトルが「めざせ サティスファイサー」なのか・・・

まぁ実際タイトル通りの意味なのですが、以下の理由に基づきます。

 

~ 私のタイプ ~

① 完璧主義タイプ

② 優柔不断タイプ

③ すぐ先送りするタイプ

 

とまぁ、私の性格を大きく分けると上記の3タイプになるわけです。

 

 

ここで少し、マキシマイザーとサティスファイサーの違いについて軽く載せておきます。

(ほんとに軽くですけど (;^_^A)

 

 

マキシマイザー (完璧主義タイプ)

  マキシマイザーとは

「いつも完璧を追い求め、自分の求める完璧に達しないと満足できないタイプの人」

のことです。

完璧主義な人」と「完璧な人」とはまったく別ものですので要注意です。

 

 

サティスファイサー (ほどほどで満足タイプ)

 

  サティスファイサーは

「完璧じゃなくても、70%~80%くらいできてればオッケーだよ !!」

という、ちょっとゆるめで満足できるタイプの人のことです。

 ちょっとゆるめだからといって、いい加減な仕事をしたりとかいうことではないのです。

完璧じゃなくても、それ以上は結果が変わらないところまでやったのなら、それでいいじゃんという合理的思考なんですね。

 

 

 

マキシマイザーとサティスファイサーに関しては、

バリー・シュワルツという人の「なぜ選ぶたびに後悔するのか」

という書籍の中でいろいろ書かれているみたいなので、興味のある方は一読するのもありかもです。

ちなみに私はまだ読んでいませんが。。。(;'∀')

 

私はいつも「もっといい方法があるんじゃないか」と思っていろいろやってみるけどなかなか定まらず、やっているつもりなわりに成果があがらない。。。

という、きわめて効率の悪い完璧主義タイプなのです。

あれもこれも良さげに感じていろいろやってみる。

すぐ飽きる。

めんどくさくなる。

そしていつも続かない・・・

そんな自分から脱却したくてこのブログをつくったのです。

 

 そんなわけでこのブログには、自分なりに試してみたことや日々模索していることなどを綴っていきたいと思っております。

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それでは今後ともよろしくお願いいたします。

 

                          ~ 管理人 さと脳 ~